Stories

21世紀の問題への回答を聖書からいかに得られるか?

各地の美しい多様性の中、メノナイト世界会議(MWC)の「共有の確信」は、加盟教会においてどのように用いられているでしょうか。世界的な交わりと、 信仰共同体として、私たちは聖書を信仰と生活の規範として受け入れ、聖霊の導きにより、イエス・キリストの光に照らして聖書を解釈し、私たちの従順を求める神の御旨を見極めます。 21世紀の問題への回答を聖書からいかに得られるか? これはたいへんな難問である! 聖書のメッセージには、とても明瞭でいつの時代にも当てはまるものもある。しかし、この世の劇的な変化のため... 続きを読む

MWC執行委員会:熟議し、歓迎し、祝う

【コロンビア、ボゴタ】メノナイト世界会議(MWC)の「リニューアル2027」(宗教改革におけるアナバプティズムの誕生を記念する10年がかりのイベント)を始めるにあたり、執行委員会がドイツで開催され、記録的な数の新入会員が参加を認められた。 アウグスブルク(ドイツ)で2017年2月12日に開催された集会「み言葉によって変えられる:アナバプテストの視点で聖書を読む」をはさんで、執行委員会、4つの委員会、ヤング・アナバプテスト(YABs)委員会がもたれ、MWCスタッフと各地域の代表者が集い、... 続きを読む

喜ばしき希望と信仰

東アフリカのメノナイト教会 「アフリカの宗教伝統では、信仰が普遍的な形で表されることは決してありませんでした。信仰と実践は地域性によって、また民族によってさまざまでした。宗教表現はつねにルオ族の、マサイ族の、トゥルカナ族の、あるいはザナキ族のそれとして理解されたのです」と、『アナバプテストの歌、アフリカの心』(グローバル・メノナイト歴史シリーズ)でアレム・チェコレ(サムエル・アセファ補筆)は書いている。 「しかし、アフリカのクリスチャンがキリスト教を受け入れたのは、... 続きを読む

キリスト教一致の喜び

ドイツでキリスト教一致祈祷週間を祝う レーゲンスブルクのメノナイト福音自由教会の牧師として10年以上奉仕し、キリスト教一致祈祷週間にはブルクヴァインティン地区で教派を越えた礼拝を祝ってきました。参加教会は、ローマカトリック教会、福音ルーテル教会、メノナイト教会です。 今年は礼拝を聖書研究にかえました。讃美と祈りをして、われわれ3人の牧師がそれぞれ別々の部屋に参加者を招き、異なる聖書の箇所を取り上げて話し合いをもちました。もっと聖書に耳を傾ける部分を増やしたい、... 続きを読む

先住民族のたたかいに連帯

【コロンビア、ボゴタ】2016年4月から2017年1月にかけて、先住民族と支援者がアメリカ北部に集まり、聖なる埋葬地を破壊し飲み水を汚染するおそれがあるとして、パイプラインの建設に反対した。アメリカをはじめ世界中のメノナイト教会の有志がスタンディング・ロック保留地のスー族に連帯し、土地の保全と正義の実現を求めた。1月にはトランプ大統領が、パイプラインの建設を進める大統領令に署名した。 メノナイト世界会議に加盟する教会の中にも、... 続きを読む

「いまも聖書は語る」:リニューアル2027が開幕

【ドイツ、アウグスブルク】アナバプテスト/メノナイトの伝統が500周年を迎えることを記念して、メノナイト世界会議(MWC)が開催する10年がかりのイベント「リニューアル2027」の最初の行事「み言葉により変えられる:アナバプテストの視点で聖書を読む」が2017年2月12日に開催され、アナバプテストの教会指導者が世界各地から集まった。今や地球規模となった再洗礼派運動をキリスト教会全体の中に位置づけて、評価と検討を加えていくためのもの。 自らの聖書理解に基づいて、再洗礼派は当初から、... 続きを読む

MWCの会計について

メノナイト世界会議をサポートするために、加盟教会団体、各個教会、個人の皆さまから、継続的に献金が寄せられ、感謝しています。ただ、今年は例年よりも献金が寄せられるペースが遅く、8月末の時点では赤字になっています。とくに個人および各個教会からの献金が通常よりも集まっていません。多くの献金が寄せられる12月にどのくらい献金が寄せられるか、期待と不安が入り交じっています。 次の大会まで時間のあるこの時期にこそ、皆さんがMWCの働きを支え続けることを真剣に考えていただければ幸いです。 See www... 続きを読む

私たちの宣教使命と「共有の確信」

世界的な交わりと、各地の美しい多様性の中、メノナイト世界会議(MWC)の「共有の確信」は、加盟教会においてどのように用いられているでしょうか。 本号の特集記事では、世界中の教会が証ししているアナバプテスト・メノナイトの信仰のかたちや流れを取り上げました。当コラムでは、さまざまな地域の教会指導者に、MWCの「共有の確信」がそれぞれの文脈でどんなかたちと意味をなしているか、それぞれの観点から語っていただきました。 私たちの宣教使命と「共有の確信」 アナバプテスト/... 続きを読む

三位一体とシャロームの歌

各地の美しい多様性の中、メノナイト世界会議(MWC)の「共有の確信」は、加盟教会においてどのように用いられているでしょうか。世界的な交わりと、 本号の特集記事では、世界中の教会が証ししているアナバプテスト・メノナイトの信仰のかたちや流れを取り上げました。当コラムでは、さまざまな地域の教会指導者に、MWCの「共有の確信」がそれぞれの文脈でどんなかたちと意味をなしているか、それぞれの観点から語っていただきました。 三位一体とシャロームの歌 ジンバブエ・キリスト兄弟団(BIC)は、... 続きを読む

在變動的時代中以耶穌為中心

在變動的時代中以耶穌為中心 耶穌是上帝的兒子。透過他的生命與教導、他的十字架與復活,向我們示範如何作忠心的門徒、救贖世界,並且給予永生。 北美的教會正經歷快速的改變,許多人在說,這些改變如十六世紀的大改革一樣巨大。傳統的信念受質疑,先前的結構不再運作,新形式的教會正在出現。 在這種變化的時代裡,「基本信念」提供了勇氣、穩定性與新方向的基準。全球重洗派七條共同信念有助於提供那樣的根基。 在我們當中的一些教會裡,漸漸地有另一新的重點—對新的改革相當關鍵,也就是耶穌作為主。... 続きを読む

み言葉に変えられる

メノナイト世界会議は、「リニューアル2027」と題する10年がかりの催しを世界各地で行い、私たちの信仰共同体の500周年を記念することになりました。この10年のプログラムを通して、私たちの歴史に見られる地球的・超教派的・脱文化的な視点に注目していきたいと思います。 この催しでは、未来を展望するために過去を振り返ります。コロンビア出身のノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア・マルケスがいうとおり、「人生で大切なのは何が起きるかではなく、何を記憶するか、それをどう記憶するか」なのです。... 続きを読む